卓上ボール盤テーブルを作りましょう
ボール盤の昇降台は作業には少し狭く、裏面に凸凹があるため、クランプで材の固定も難しいです。この場合、専用テーブルがあれば便利になります。今回はボール盤に取り付ける自作のテーブルを紹介します。
- 安定性と耐久性: 自作のテーブルは、卓上ボール盤をしっかりと支え、安定性を提供します。適切な材料を使用することで、耐久性も向上します。
- 作業エリアの拡張: テーブルを取り付けることで、卓上ボール盤の周囲に追加の作業スペースを確保できます。これにより、作業効率が向上し、大きな作業ピースに対応できます。
- 柔軟性とカスタマイズ: 自作のテーブルは、サイズや高さを必要に応じてカスタマイズできます。作業環境や個々のニーズに合わせて調整できるため、快適な作業が可能です。
- コスト効果: 自作テーブルは市販のものよりもコストが低く抑えられます。手頃な価格で必要な機能を実現できるため、予算に優しい選択肢です。フェンスを取り付けることで、同じ材の同じ位置に穴あけなどの量産加工も可能です。
- DIYの満足感: テーブルを自分で作ることで、DIYプロジェクトの満足感が得られます。自分の手で作り上げたテーブルは、作業スペースに対する愛着も湧きます。
使用する道具や材料は、作業のスケールや好みによって変更できます。
材料:
- 木製の板(作業台の天板として使用)
- ルーター、ジグソー、テーブルソーなど
- 19mm規格マイタートラック
- Tスロットホールドダウンクランプ
- Tスロットボルトとノブ
- R角テンプレート
- パーマネント接着剤
- ボール盤
手順:
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天板のカット:
- 木製の板を選び、必要な寸法にカットします。卓上ボール盤のサイズに合わせてください。
- テーブルは2層構造で、ホールダウンクランプが取り付けるように、天板部分はTスロットトラックの深さに合わせて選びください。
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天板の捨て板の加工:
- 後で交換可能の四角い捨て板を加工します。
- パーマネント接着剤を使用して接着します。
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フェンスを加工:
- 材の位置決めやクランプするために、Tスロットレールと木材を使用してフェンスを作ります。
- フェンスが可動できるように、TスロットレールへTボルトと貫通ボルトナットで固定できるようにします。
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テーブルの取り付け:
- テーブルを簡単に取り外すことができるように、鬼目ナットを埋め込み、裏側からノブナットで固定します。
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設置:
- 作業場所に設置して、卓上ボール盤を取り付け、適切な高さに調整します。
これで、卓上ボール盤用の自作テーブルが完成します。作業スペースやツールの収納スペースを考慮して、カスタマイズすることができます。